薬物療法である排卵誘発剤で生理不順の治療をする

排卵しにくい女性や無排卵症の女性に排卵をさせる目的で使用させます。その種類は数種類あります。薬の効果と副作用は個人差があります。

投薬を開始したあとは反応を見ながら投与量や種類を決めてゆきます。排卵誘発剤を服用したあとはご自身の体調を詳細に記録しておきましょう。医師とのコミュニケーションがとても大切なポイントになります。

薬物治療が有効なケースとは?

頸管粘液分泌不全

頸管粘液分泌不全によって卵胞ホルモンの分泌にトラブルがある場合は、卵胞ホルモン剤を投与染ます。分泌不足を補うことができます。

黄体機能不全

排卵誘発剤によって卵胞の発育を促します。同時に黄体ホルモン剤によって黄体ホルモンの分泌不足をサポートします。

子宮内膜症・鍼灸筋腫

症状が軽い場合は卵胞ホルモンの分泌を抑制する薬を半年程度投与します。その期間に生理をストップして病巣を小さくする偽閉経両方をすることもあります。

排卵が来ない状態とは?

健康体の月経周期は25日以上38以内になっていますが、生理の1日目から次の整理開始前日までの1サイクルとしてカウントします。多少の変動はあります。自分自身の大体の月経周期が分かっていれば8日間以内の変動は正常範囲です。

月経周期が乱れると生理不順の状態です。排卵が伴わない周期が繰り返されて見せかけだけの出血になっているかもしれません。こういった場合は基礎体温表の高温部分がなくなります。または黄体がスムーズに機能していないことも疑われます。妊娠するには排卵が起こって精子と卵子が受精しなければなりません。そのために人工的に排卵を起こさせる排卵誘発剤が導入されます。

無月経の2つの種類

検査によって次の2種類に区分されます。

(1)第1度無月経

無月経の疑いがある場合は最初に黄体ホルモン剤を投与して反応して月経があれば第1度月経と診断されることになります。月経があるけれども排卵していない状態であることが原因です。経過観察されて次の周期に自然排卵する可能性があるからです。

(2)第2度無月経

黄体ホルモンで反応がなかったら卵胞ホルモン剤を合わせて投与します。これで出血が認められた場合は第2度無月経で第Ⅰ度よりも重症と診察されます。卵巣そのものにダイレクトに働きかけをする排卵誘発剤を注射します。卵子の発育や排卵を促すようにします。

排卵誘発剤は不妊治療だけでなく女性の生理不順の治療にも活躍します。